レジャーシートに寝転んで夕焼けを見ていたら、ふとフライドチキンの匂いが頭に浮かぶ。 でもここには住所がない。 川沿いに芝生が果てしなく広がっているだけ。 「ここに配達なんてできるのかな?」 半信半疑でアプリを開いた瞬間、画面に地図が表示され、指でぐっと押した場所にぽつんと点が打たれる。 それがそのまま私の住所になる。 ## 地図の上にちょんと打たれた一つの点 配達アプリを開くと、「漢江公園配達」という機能が出てきます。 道路名住所を入力する代わりに、地図上で自分が座っている場所にピンを刺す方式です。 漢江公園はサッカー場数百個を合わせたよりも広く、ベンチや芝生には正式な住所がないんです。 だからGPS座標で位置を指定すれば、配達員が正確にその場所を見つけて来られます。 ## ヘルメットの光が芝生を横切ってくるとき 日が沈むと、遠くでヘルメットの灯りが揺れているのが見えます。 公園の中は車が通れないので、配達員はバイクを止めて歩くか自転車に乗って入ってきます。 このとき電話が鳴ると、「周りに何か見えますか?」と聞かれます。 「コンビニ前のベンチの横」「3番目の街灯の下」のように目に見えるものを教えてあげると、ずっと早く見つけてもらえます。 ## 実践のコツ 漢江で配達を頼むときは、席に座ったらまずアプリで地図のピンを正確に打っておきましょう。 それから、大きな木や造形物、橋の名前のように目立つものを一つ覚えておくと、配達員も私も迷わずぴったり会えるんです。