外国人の友達のアンナは、ニュースで「雪岳山の紅葉が見頃」と聞いて、土曜の朝に駆けつけました。 ところが、山のふもとの道はまだ緑色だったそうです。 同じニュースを見た隣人のミンスさんは、家にいましたけどね。 どちらが間違っていたのでしょうか? 二人とも間違っていませんでした。 ## 同じ言葉、違う絵 アンナは「絶頂」を「山全体が真っ赤」という意味で聞き取りました。 ミンスさんは取り決められた数字として聞き取りましたよね。 韓国では「初紅葉」は山全体の20%ほどが色づいた日で、「絶頂」は80%ほど色づいた日です。 だから、絶頂といっても木の葉がすべて赤いわけではありません。 ミンスさんは「絶頂ならもうすぐ散るだろうな。 週末は人も多そうだ」と言って、平日に行くことにしたそうです。 紅葉は長く待ってくれないと知っているからです。 ## 山は上から色づきます アンナが緑を見たのにも理由があります。 気温が下がると、紅葉は高いところから低いところへ下りてきます。 同じ山でも、頂上と入口では時期が違います。 だからニュースが言う「見頃」は、山全体をひとまとめにした数字なんですよ。 ## こうして確認してみてください 山林庁や国立公園公団のホームページで紅葉情報を見ることができます。 日付は毎年変わるので、行く前に必ず確認してください。 初紅葉の知らせが出たら準備を始めて、見頃の知らせが出たその週に行きましょう。 できれば平日がおすすめです。