「訃報。 祖父が逝去いたしましたので、謹んでお知らせいたします。 ○○病院 斎場 3号室。」 韓国の友達からこんなメッセージを受け取ったら、どうすればいいでしょうか? 外国人の学生もこのメッセージを受け取って、しばらくの間ずっとスマホを見ていたそうです。 一緒に入っていってみましょう。 ## 入口前の受付 入口の画面で、故人の名前と部屋番号を探します。 部屋のドアの前に受付があります。 ここで香典を渡します。 封筒は白で、表に「조의」か「부의」と書きます。 葬儀場の売店やコンビニで売っています。 裏面には必ず自分の名前を書きます。 後で家族が誰が来てくれたのかを覚えておけるようにするためです。 韓国ではこうした気持ちを長く覚えていて、今度は自分が困ったときに返してくれることもあります。 ## 入ると、殯所 中には遺影と白い菊の花があります。 菊を一輪捧げて、お辞儀か黙礼をします。 次に、喪主(遺族)にあいさつします。 長い言葉は必要ありません。 「謹んでお悔やみ申し上げます」の一言で十分です。 ここでは「おめでとう」や「ファイト」のような明るい言葉は言いません。 服は黒か暗い色がいいです。 ## 奥の食堂 奥の大きな部屋にはお膳が用意されています。 ユッケジャンを食べながら、家族と弔問客がいっしょに座ります。 なぜご飯を出すのでしょうか? 昔は葬儀を家で何日もかけて行い、近所の人が手伝い、お金も出し合いました。 急に大きな費用がかかる家族をみんなで助けるのです。 香典こそ、まさにその助け合いの姿なんですよ。 金額は関係によって変わるので、決まった答えはありません。 韓国人の友達や職場の同僚に「普通はいくらくらいですか?」と聞けばいいですよ。 変な質問ではありません。