外国人の学生が私に尋ねました。 「廊下で会ったおばさんに『ご飯食べた?』と言われました。 一緒に食べようという意味ですか?」 いいえ。 その言葉はほとんど挨拶なんですよ。 マンションの入口から一緒に歩いてみましょう。 ## 入口とエレベーターの前 ドアを開けて入ると、左側に警備室があります。 警備のおじさんが「ご飯は召し上がりましたか?」 と聞いてきます。 エレベーターの前で会った隣人も似たようなことを言います。 このときは「はい、食べました」と笑顔で答えれば十分です。 本当に気になって聞いているわけではないんです。 ## なぜよりによってごはんなのでしょう 昔の韓国には、食べ物が十分にない時期が多くありました。 ごはんを食べたということは、何事もなく過ごしているという意味だったんです。 それで「ごはん食べた?」が「元気にしてる?」になりました。 今は食べ物がたくさんありますが、言葉はそのまま残ったのですよ。 ## オフィスの廊下で エレベーターを降りてオフィスの方へ歩いていくと、同僚が通りすがりに「今度ご飯でも食べよう」と言います。 これも多くの場合、約束ではなく「会えてうれしいです」という挨拶です。 本当の約束なら、日付が出てきます。 「木曜日のランチはどうですか?」のように。 すぐに使える表現があります。 ご飯を食べたかと聞かれたら、「はい、食べました。 お食事されましたか?」 と聞き返してみましょう。 本当に一緒に食べたいときは、まず日にちを言えばいいんです。